コマンド「ジャンプ」の改良と、姉妹コマンドで「直線移動」を推してみます。現行シンプルに固定値と変数のみですが、以下のようにパラメーターを配置します。
パラメーターが多くなるので、起点と位置以降は詳細ボタンの下に隠すか、「ジャンプ(詳細)」として別コマンドとして設けてもいいかもしれません。
起点
(●)現在地から(デフォルト)
(○)指定の座標へ
(○)[0002 イベント ]の周辺へ
位置
[固定値 ]+[0004 変数:相手との距離]
イベントの向きに応じた方向補正
(●)しない
(○)する
高さ
(●)自動(現在の速度に応じる)
(○)指定[固定値 ]+[(変数)なし ]ミリマス
速度
(●)現在の速度+[(変数)なし ]
(○)指定[固定値 ]+[(変数)なし ]
(○)時間指定[固定値 ]+[(変数)なし ]フレーム
[ ]移動終了までウェイト
・現在地のほか、プレイヤーなどイベントの周辺、指定マスへのジャンプを行えるように。
・ジャンプ先の位置は固定値+変数の組み合わせ。何かと便利
・イベントの向きに応じた方向補正をすると、
“現在地から”の場合、ジャンプ先座標がジャンプするイベントの向きに応じて回転。下向きが基準で、XY=[0, -6]だと、このイベントの正面6マスにジャンプ。
“イベントの周辺へ”の場合、XY=[0, -6]だと、ジャンプ先のイベントの正面6マスにジャンプ。
なお、“指定の座標へ”のときは特に効果なし。
・高さで用いている単位「ミリマス」は、1000ミリマス=1マスで運用
500ミリマスとすると、ここでは半マスの高さになる。
・速度は移動時間の指定で間接的に速度を表現することも可。フレーム単位だと他のイベントとタイミングを合わせやすい。
◆姉妹コマンド「直線移動」
「ジャンプ」とほぼパラメーターは変わらない。このうち、高さの代わりに
「移動の緩急(イージング)」を配置。
イージングパターン
メイン[アウト ]
サブ[バック ]
緩急[強い ]
メインパターン
リニア(等速)
イン(低速→加速)
アウト(高速→減速)
インアウト(低速→加速→減速)
サブパターン
通常(普通の加減速)
バック(インでいったん退く、アウトで目的のマスを一瞬過ぎて戻る)
衝撃(elastic:インで移動前、アウトで移動後に振動)
バウンド(bounce: インで移動前、アウトで移動後にボールがバウンドするような動き)
緩急(緩いほどリニアに近くなり、強いほど加速、減速の差が大きくなる)
かなり緩い
緩い
やや緩め
普通
やや強い
強い
かなり強い
・用途としては「バック」もおすすめ。インやアウトで溜めからの突進や突進後の急ブレーキを容易に表現できる。
・直線移動中の当たり判定
基本フリー斜め移動に使われる。
通常の方向移動と合成移動できる。
移動中の最寄りのマスに接触判定が生じる。
通行できないマスにぶつかると、移動を一時停止する。ただし、「飛ばす」オプションがオンのときは最寄りのマスに重なるまで移動する。