
こんにちは! 今回は手描きマップを作る方法を書き込ませていただこうと思います
自己流なので、間違っている部分、効率が悪い部分等あるかもしれませんが、生温かい目で見守ってください。
手描きマップがうまく描けない、何か違う…という場合は、
過去に書いた、より詳細な記事があるので、こちらもぜひチェックしてみてください!
※実践は自己責任でお願い致します。バックアップをとって行ってください。
1:マップにしたい絵を描く
■ツクールMVはデフォルトでは48*48マスをキャラクターが歩きます。
なので、サイズは縦横とも48の倍数にしてください。
1画面のサイズは横816pixel縦624pixelなので、最低でもこのサイズがオススメです。
■また、「歩けてほしくないもの」は48の倍数のマスの中に収まるように描くと上手くいきます。
(後で通行不可設定をするため)
キャラクターの上に影をかぶせたい! 建物をかぶせたい!
という場合、「Foreground」というプラグインを使います。
今回はそのプラグインを使う場合で解説を進めますが、使わない場合でも参照していただけるように書いています。
■キャラクターの上に影をかぶせたい、など何かかぶせたいものがある場合、
「下になる絵」と「上になる絵」を別で用意します。

2:プラグインを入れる
※キャラクターの上にかぶせたいものがない場合は、3まで読み飛ばして大丈夫です。
またイベントの実行内容の上で右クリック→テストプレイでエラーが出てしまいます。
この点お気をつけください。(通常のテストプレイはできます)
プラグイン「Foreground」を用意します。
サンプルゲーム「ニナと鍵守の勇者」または「DiableCaprice」のjs→pluginsフォルダ内にあります。
サンプルゲームの場所↓(間違っていたらごめんなさい&Mac版はわかりません
7/19:Macも同じという情報をいただきました!
パッケージ版:ディスク内の「Games」フォルダ内
DL版:メールのリンクよりサンプルゲームをDL
Steam版:Steam起動→(画像参照)→「Games」フォルダ内

こうしてやっとこさ取り出したプラグインを、
自分のゲームのフォルダ(MV起動後、上のツールバーの「ゲーム」→「フォルダを開く」)の、
「js」「plugins」の中に入れます。(コピー→貼り付けでお願いします)
そしてMV本体の上のツールバーより「ツール」→「プラグイン管理」
プラグイン管理画面上でダブルクリック→Foregroundを入れます。
パラメータ等は無いので、そのままOKを押します。
3:マップを表示させる
そして先程描いたマップを、
自分のゲームのフォルダ
(上のツールバーの「ゲーム」→「フォルダを開く」→「img」→「parallaxes」フォルダ)に入れます。
また、マップにする画像の名前の先頭に、「!」を入れてください。入れる理由(公式サイト)
例:!map1
上になる画像(用意した人のみ)は先程のプラグインで表示させるため、
<fgName:マップ名>
とメモ欄に記入してください。(マップ名の部分は、マップにする画像の名前)
下になる画像は、遠景の「画像」から選択してください。

これでマップが表示されました!
※初期の草原、またはデフォのマップが映っている場合、表示されていないと思います。
次の項目で解説します。
4:マップ上を歩かせる
まず、通行設定等をさせるため、ダミーのタイルセットを作ります。
(通行設定ができるプラグインもあるようですが、今回はタイルセットで行います。プラグインは探してみてください!)
い:上のツールバー→ツール→データベース→タイルセット
ろ:タイルセットの左下にある「最大数の変更」で数値を7に変えます。(1増やします)
は:名前はなんでも良いです。モードはエリアタイプにしておきます。
に:BにOutside_A5を設定します。ほかは何も設定しません。
(透明部分を使いたいため。慣れてきたら透明なタイルセットを用意したりしてください)
ほ:下Bタブに切り替え後、透明部分、左上を1回クリックして☓にします。(通行不可)

そして、マップの編集で、このタイルセットを適用させます。
(↓画像左下マップ名の上で右クリック、編集)→タイルセットを↑で作ったタイルセットにしてください。

これでマップが表示され、通行設定も……まだ通行設定はできていません。
A:先程設定した○(通行可能)を、画面全てに塗りたくってください。
(画像は順番が違います……)
画像でも選択されている、緑のインクの付いたハケで画面全部を塗りつぶせます。
(お絵かきソフトで言うバケツの機能があります)
B:その左にあるえんぴつで、1つずつ設定できます。
通行不可の☓にしたい部分を、このえんぴつで選択していきます。
(1回ずつポチポチしなくても、ずっと押して選択できます)

5:完成!
テストプレイして確かめてみてください!

※うまくいかない場合
1:ファイル名の先頭に!を付けていない
2:プラグインがONになっていない(F10キーを押し、プラグイン管理画面で確認できます)
3:遠景(またはメモ欄…Foregroundを入れた場合)に画像が入っていない。
4:画像を別のファイルに入れている(「parallaxes」フォルダに入れてください)
5:通行設定ができていない
(データベースのタイルセット、それぞれのタブから、通行可の場合は○、不可は☓)
6:通行設定をしていない
(キャラが一切動かない場合、○にした部分だけを最初に設定してみましょう。
マップチップを並べるときと同じように設定します)
……お疲れ様でした! &ここまで読んでくださりありがとうございます
最初は戸惑いますが、慣れると職人の手つきで手描きマップを設定できます!
更に、軽量化や動くものまで入れられると、更に手描きマップが楽しくなります。
もし、ここが違うよ、ここがわからないよ等、あとはご感想などありましたら、
書き込んでお知らせください! ご感想もらえると嬉しいです。お気軽にどうぞ!
最後に編集: