はじめまして、自分も同プラグインを作中で使用しております。
基本的な使い方しかしていないため細かな質問には答えられませんが、
自作品を例にわかる範囲で回答させていただきます。
(より詳しい使い方ご存じの方いましたら、解説お願いします。)
アイテム図鑑は該当アイテムのメモ欄に記載を追加するだけで入手時に自動で図鑑へ追加される仕組みなので、
割愛させていただいて、モンスター図鑑の作成と外観の変更を主軸に説明します。
モンスター図鑑の作成ですが、まずは「エネミーと同名のアイテム」を作成し、
図鑑に記載したい内容をプラグインのヘルプに従い、メモ欄に記載します。
View attachment 15906
なおメモ欄は、自作品ではこのような設定としています。
<SG種別:2>#どの図鑑の記事であるかを設定します。自作品ではID1がアイテム図鑑、ID2がモンスター図鑑となっているので2としています。
<SGカテゴリ:通常モンスター>#自作品ではモンスター図鑑内で「通常モンスター」「ボス・強敵」の区分をしています。区分しないのであれば不要です。
<SG説明:\C[1]【基本データ】\C[0]
\C[16]最大HP\C[0] \mhp[0]
\C[16]経験値 \C[0] \exp[0] EXP
\C[16]獲得金額\C[0] \money[0] \G
\C[16]種族 \C[0] 猛獣
\C[16]弱点 \C[0] なし
>#本文にあたる部分です。ここでは、最大HP・経験値・金額をエネミー情報から引用し、見出しや種族や弱点はテキストで直接記入しています。
<SG敵キャラ>#この記載がある場合、エネミーの画像がページに差し込まれます。<SG敵キャラ10>とするとID10の敵画像が適用されます。
<SGピクチャ位置:bottom>#敵の画像の表示位置を指定します。
メモ欄に<SG敵キャラ>のタグがあれば"アイテムと同じ名前のエネミーを倒したとき"に自動で図鑑へ追加されるほか、
アイテムと同様に"そのアイテムを入手した際"にも図鑑に追加されます。
この状況では、図鑑は下のように表示されます。
View attachment 15907
記載内容や画像位置、サイズについてはプラグインのヘルプを参考に、
思い通りになる用にうまく調整してください。
なおパラメータの数値などを横に2つ以上並べる場合は、桁数の変化で表示が崩れてしまう事があるので、
\mhp[0]の0の部分を変更して表示する桁数を揃えるといいかと思います。
※例:桁数揃えなし
攻撃:\atk[0]/防御:\def[0]
魔力:\atk[0]/魔防:\def[0]
↓実際の表示
攻撃:16/防御:8
魔力:150/魔防:120
※例:桁数揃えあり
攻撃:\atk[3]/防御:\def[3]
魔力:\atk[3]/魔防:\def[3]
↓実際の表示
攻撃:016/防御:008
魔力:150/魔防:120
思い通りの記載になったら、画面に合わせて背景画像を作成します。
背景用の画像が完成したら、Picturesフォルダに画像を入れます。
ズレる場合は、画像を調整してうまいことあわせてください。(サンプルが適当ですがご容赦ください)
View attachment 15908
このままではウィンドウ枠が邪魔なのでパラメータの設定で、「枠無しデザイン」をTrueにして消去します。
View attachment 15909
該当の用語辞典の「背景ピクチャ」で先ほどPicturesフォルダに入れた画像を指定します。
View attachment 15910
上記設定で図鑑を開くと、指定した画像が背景として適用された画面になります。
View attachment 15911
……と、このように、
基本的にはまず図鑑のフォーマットを作成して、
それに合わせた背景画像を用意する、という形になると思います。
フォーマットが決まれば、あとは全ての項目のメモ欄に同様の記載を追加していくだけです。
ただ、敵キャラクターのグラフィック表示に関しては、
上記では<SG:敵キャラID>のタグを使用してエネミー画像をそのまま表示していましたが、
サンプルとしてあげて頂いたサイトの例では下記のような敵グラと情報を合体させた画像をあらかじめ作っておいて、
敵グラフィックに差し替えて表示しているようですね。
View attachment 15912
ただこの場合別途設定や画像の用意が必要となるので、
ある程度システムに慣れてからのほうが良いかもしれません。
一気に完成形を目指すと大変かと思いますので、
まずはとりあえず自作品のようにウィンドウONの状態で図鑑を作成してみて、
次にそれに合わせて画像を作成していく……と段階を追ってチャレンジするといいかと思います。
(画像に関しても最初は罫線を引いて区分けするような簡素なものを作成して、それをベースに縁取りや背景など徐々にデザインを詰めていけばいいかと。)