定番イベント考:最強武器マイスター

お久しぶりの「定番イベント考」、今回はDQ3の王者の剣に端を発すると思われる
「材料を見つけて職人に持っていくと、最強の武器を作ってくれる」。
これについて、体験やお考えなど。

他人様のツクール作品でも色々ありました。
製造イベントが効果音祭りだったり、
材料がネタ敵のドロップするへなちょこ剣だったり、
中でも私的白眉は「メインキャラの家族から貰う家伝の品と、店売り最高との合成」。

拙作も何度もやりましたが(所定の効果音ユニットもあった)、
お気に入りは槍鎧盾兜をサムシングフォーとし
新造となる槍を「サムシングニュー」と銘打ったことです。

関連:
 

ドッ〇君

ユーザー
素材で強化、強敵撃破で入手…は、一般的ですが、自分が一番印象に残っているのは、ウィザードリィ外伝2(GB)のロード専用の最強武器「ベイキングブレード」の入手法でした。古いゲームなので記憶が曖昧な部分もあるのですが、確か「錆びつきし刃」という呪われた武器を入手し、装備する時に武器のスペシャルパワーを解放すると、真の姿になるというもので、それと引き換えに装備者はロスト(キャラデータ消滅)してしまうというショッキングなものでした。この「錆びつき刃」には類似品の「錆びついた剣」という、ただ呪われるだけの引っ掛け?武器などもあったり「ここまでするか…」と結構トラウマものでした。キャラを一人犠牲にして手に入る最強の武器というのは、かなり珍しかったです。
 
ドッ〇君さん
ベイキングブレードは、使用者を灰にする効果がありますが、即ロストにはなりません。
きっと、灰からのカドルトまたは寺院での復活に失敗したから……と思われます。

さて。
DQ3の「オリハルコンを特定の武器屋に売ると王者の剣がお店に並ぶ」ってのは、
当時唸らされていましたよ。ああ、こういうのがあるんだ、って。

僕の場合、最近作ったゲーム(MV/MZ/Uniteサンプルゲームばかりですが)では
魔石による装備強化がメインの為、魔石集めがとりわけ大切になっています。

他には、MZサンプル「ルイーゼと秘密の地下室」では、スタッフ(音楽担当の氷石彩亜君)のススメで
裏ダンジョン準備して裏ボスがいます。
裏ボスを倒すと最強武器で誰でも装備可能な「アルテマウェポン」を入手できるようにしました。
……ただ、そこまでプレイをコンプリートしたら、もう使い道ないですね。

GBC版DQ3にはモンスターメダルというものがあり、全てコンプリートすると、
ルビスの剣という、攻撃力高いのはおろか、使うとギガデイン、という壊れ武器が手に入りますが、
こちらも、そこまでプレイしたプレイヤーは、それがなくてももう敵なし状態でしょう。
トロフィーアイテムの扱いですね。
 

ドッ〇君

ユーザー
ありがとうございます、自分も書いた後に「あれ?」と思っていたのですが、灰化でとどまってましたね。失礼いたしました(><;)
 

マイマイン

ユーザー
 ぼくのMZ製のRPG『セプトクルール 虹色の夜明け』では、最強の武器や防具などは、複数のアイテムを合成して作る場合もあれば、
特定のボスが落とす場合もあり、マストアイテムがそろった場合に手に入る場合などがあります。
 合成で手に入る武器や防具の例は、次の通りです。

『メイデンブレイド』
 名だたる女傑たちに受け継がれた細身の名剣。特注のミスリルの剣に、特別な金属(ヒヒイロカネ)などで強化して作ります。
『玄武の盾』
 装備すると、攻撃を回避するのではなく、一定の確率で、カウンターで反撃したり、魔法を反射したりする作中の最強の盾です。
 合成法は→(霊亀の盾+ウロボロスの腕輪+アルケリス装甲(最強のガラス))です。

 特定のボスが落とす武具の例は、この通りです。
『聖者の杖』(ハンマー)や『賢者のたいまつ』(杖)などです。

 マストアイテムがそろった時は、主人公のみが扱える両手杖『コスモの絵筆』が真の力に目覚めます。これは、魔力を打撃力に変えたり、
究極の魔法を使う時には、必ず装備することになります。

 追伸、武器ではなく、おまけの攻撃用アイテムに、『カンチョールスプレー』を追加予定です。これは、悪魔系のモンスターによく効く、
殺虫剤型のアイテムで、相手を一撃で倒すこともあります。
 
最後に編集:

ufo_1122

ユーザー
今年公開した自作品『BraveBringer』では、
主人公の専用武器が、ダンジョンで拾った特殊な鉱石を鍛冶屋に渡すという方法で入手できました。
とはいえストーリー進行上必須のイベントなので、それほど特別感はありませんが……

そしてそれを超える最強の剣が、ラストダンジョンの横道で戦えるやたら強い隠しボス(?)を倒したあと、
入手できる鉱石を同じく鍛冶屋に持ち込み、初期装備である形見の剣と合成して作るという入手過程でした。
ちなみにこちらは必須イベントでもなければ特に専用装備というわけでもなく、他の味方に持たせることもできたり。
(無論、剣が得意な主人公が持つ方が最大限活用できますが)


あとは構想段階で『すべての武器が最終装備一歩手前まで強化できる』みたいなシステムを考えたこともありました。
例えば序盤で入手できる『ブロンズソード』や『旅人の剣』でも敵や宝箱で入手できる素材で強化でき、
『ブロンズソード→ブラスソード→→ゴールデンソード』
『旅人の剣→冒険者の剣→勇者の剣』のような感じで強化され、
最終的に店売り最強装備相当の性能+それぞれ固有のパッシブスキルが付与される予定でした。

上記で言えば、ブロンズソード最終強化のゴールデンソードで最大HPアップ、
旅人の剣最終強化の勇者の剣で瀕死時攻撃アップの効果が新たに付与される感じです。


素材を消費して武器を強化するか、お金で新しく装備を買って手軽に強くなるかの選択肢も生まれるのでは?
……という自由度を高める施策の一環でしたが、差分を大量に作る労力とデータベースの圧迫に対してメリットも薄く、
そこまでしても結局最終的に専用装備や最強武器に取って代わられるだろうなあということで没になりましたが。
 
トップ