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考察「なぜ人を殺してはいけないか?」

開拓者2019-04-10に開始した「雑談」の中の討論

  1. 開拓者

    開拓者 ユーザー

    んー、上手く言えなくて申し訳ない。
    そういう訳じゃないんですよね、悪い人ではないのです。
    むしろ、いい人と弱者が善意だけで暴走したらどうすればいいものか、って感じで
    ちょっとこれを説明するのは難しいのでしばらく考えてみます……
     
    #21
  2. 神無月サスケ

    神無月サスケ ユーザー

    遅ればせながら、興味深い話題なので、書かせてください。
    僕は、まさに自分の作ったゲーム(Another Moon Whistle)で、この質問を入れました。
    このゲームは、毎回、ボス戦の後に、自分の考えに近いものを選ぶ、というイベントがあり、
    第5章でこの問いが投げかけられています。

    僕がこの質問をするに至ったのは、1997年の神戸で少年Aの事件が起きたとき、
    未成年が「なぜ人を殺してはいけないのですか」という質問をして、
    その場にいる大人たちが誰も答えられなかったことに起因します。

    回答は3拓で複数回答可と、もう一つ隠し回答を準備しました。

    回答は、それぞれ「真・善・美」に基づいたものでした。
    この3つは人間として恒久の美徳です。
    具体的になにを書いたのか、詳しくは覚えていませんが、
    真は「人の命は尊い、自らの命も尊い。誰かの人生を終わらせてはいけない」
    善は「人にとって、人のために尽くすのが社会の掟。自殺などもってのほか」
    美は「人間には感性というものがある。そこに照らし合わせて、自殺は美から最も離れたところにある」
    でした。

    これは2003年公開当時、かなり話題になりました。
    いろんな意見が出ました。「自分が死ぬのが嫌だ。嫌なことを人にすべきでない」などです。

    なお、裏技で選べる選択肢は、
    「人は戦争になれば人を殺す。法律がそう決めているから」というもので、
    僕はこの回答を絶対に選んでほしくなかったので、相当裏技的に入れましたが、
    この答えに共感を覚えた人もいるようです。

    RPGというジャンルは戦闘があり、魔物を倒していきますが、
    人間との戦いもありますね。多くはイベントで、勝利しても相手が死なないことが多いですが、
    やはり退治する(=殺してしまう)話も往々にしてあります。
    僕が敢えてこの質問を入れたのも、そういうところからでした。
     
    #22
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  3. ぶー太

    ぶー太 ユーザー

    自分で作るゲームに、主人公の仲間を殺そうとして
    「なんで殺しちゃいけないの?」といってくる敵を出しても、
    主人公には「おれが死なせたくないから」みたいに言わせる気がします。

    そもそも行動理由に「それがいけないかどうか」は関係がない
    という論点のすり替えなうえに、すごい感情論(というか自己中)だけど
    自分のゲームの主人公だったらこうかな?とおもいます。
     
    #23
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  4. 夢幻台

    夢幻台 ユーザー

     個人的な意見としては「殺す」「死ぬ」という表現・描写が好きではないので、
     自作品ではそれを表現することは控えています(口にすることはありますが、実際の殺人・死亡表現はなし)。

     ただしそれも自分の考えの範囲内の話で、「結論は自分の作品の中で出せばいい」と思っています。
     現代より殺人に対して寛容な世界があってもいいし、逆にもっと殺生を嫌う世界があってもいい、と。
     とあるゲームのキャラが「人の道に間違いなどない、ただ選んだ道があるだけだ」と言っていたように、
     何を選んでも「ゲームの世界であれば」間違いはないし、反対に正解・最適解も無いのではないかなと思います。

     ただ自分が一番怖いのは「ゲームと現実の境目が無くなる事」です。
     実際にデータを取ったわけではないのでわかりませんが、昔のゲーム(マンガやドラマも含めて)はとにかく死亡が多い。
     人の(特に一般大衆の)死は随分と軽かった記憶があります。
     でもそれはフィクションと分かってやっていたし、それで「子どもが殺人を真似したらどうするの!?」という議論には
     至らなかった記憶もあります。もちろん個人攻撃や明らかに悪意のあるものはダメですが、そうでなければ
     フィクションの世界なんだから好きにやっていい。答えのないテーマなんだから自分なりの答えを作品でぶつければいい、
     と考えます。他のスレッドでも散々言っていてそれこそ馬鹿の一つ覚えみたいになっていますが
     「こうしたらダメ、こうしなきゃダメ」のゲーム制作は随分と窮屈な気がします。

     そういう意味でもこういった議論は「答えは出ないが意味がある」と思っています。
     それぞれの作者さんの思う「死」「殺」を出し合い、ぶつけ合う。それがツクール作品で出来たら最高だと思っています。
     
    #24
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  5. 開拓者

    開拓者 ユーザー

    確かに、それぞれの作者が「死」と「殺」を出し合ってぶつけあえたらいいのですが
    殺生を嫌う世界に、殺す人を殺せるだけの力があるのかは、ちょっと難しい所ですね……
    殺生を嫌う世界には別世界に転送する剣とか封印する魔法のような物が発達しているのかもしれません。

    アンパンマンの世界でバイキンマンがやっつけられていたのはごっこ遊びの演技でしかなくて
    アンパンマンの世界を滅ぼそうとする殺意の塊には1人じゃ手も足も出なかったというのも考えさせられます。
    アンパンマンとバイキインマンが手を組んで何ができるか、イメージの力次第なのかもしれませんね……
     
    #25
    神無月サスケこまどり乳酸菌 がいいね!しています
  6. シトラス

    シトラス ユーザー

    この件のきっかけのように「こういう質問を、子供にされたらどうしたらいいか」というのがよくあります。
    例えば「キリンの首は、なぜ長いの?」と聞かれたら
    「首が長かったり、短かったりするキリンがいたけど、首が長いキリンのほうが
    木の上にあるおいしい葉っぱを食べられたり、ライオンを早く見つけて素早く逃げられるからだよ」でも
    いいと思いますが「人はなぜ生きるの?」と言われたときに、先生や親、興味のある人から
    「愛だよ」「お金だよ」「意味なんてないよ」と言われて「はいそうですか」というわけにはいかないでしょう。
    極端な話、これを利用するのがカルトのやり口だと思います。

    というわけで、子供からこの手の質問をされたときの正しい答えは
    「一緒に図書館へ行って、勉強しよう」が妥当でしょう。
    哲学的な問いというのは、自分で納得のいく答えを見つけるのが
    本当に正しいと思うので。
     
    #26
    温州みかん, 神無月サスケふうきゅう がいいね!しています
  7. 開拓者

    開拓者 ユーザー

    確か太宰治の人間失格の主人公も「なぜ食べなきゃいけないのか」と質問して
    「食べなきゃ死ぬから」と返ってきたから「じゃあ、みんな死なない為だけに食べているの?」って結論に達していましたね。

    親の答えが予想以上の飛躍をする事もあるので危ないけれど
    一緒に図書館に行くのって、まぁ難しいんだろうなぁ現実問題。
    だから「自分は~だと思うけど、他に何があると思う?」って聞き返しもいいかなと思いました。
     
    #27
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  8. 温州みかん

    温州みかん ユーザー

    「黒い選択肢」が主人公(プレイヤー)の殺意を意味するRPGを投稿したばかりなので、このテーマは心に刺さります。
    哲学的思考では「ルールができた理由」という側面から道を切り開きます。
    具体的には「殺人が当たり前に許容される世界」を仮定して不具合をあぶりだすわけです。

    ネタ晴らしですが、社会経済学においては人を殺してはいけない理由がちゃんと説明されています。
    もし、自由に殺人ができる世界があるとしたら、その世界の住人は自分の身を守るための最大限の投資を行います。
    しかし、リソース(資源や労力)は限られています。
    生きていくための食物や、人生を豊かにするための芸術への投資を削るということが考えられます。
    すると、本来(殺人が許させない)世界と比べて生産効率は低下し、生産品の価値は相対的に上昇し、さらに殺人行為が蔓延し、
    さらに さらに生産品は少なくなってしまう、という悪循環に陥り、結果、社会が成立しなくなってしまいます
    お互いを「警戒」しなくても済むほうが、その「警戒」に使うリソースを他の分野に投資できるので、社会がより豊かになります。
    よって、社会経済学的な答えのひとつとして「殺人を禁止しなければ、社会が成立する生産効率を維持できないから」というものがあげられます。

    少しそれますが・・・
    ニューヨークの国連の壁には 聖書イザヤ 2章4節から引用し
    ”THEY SHALL BEAT THEIR SWORDS INTO
    PLOWSHARES. AND THEIR SPEARS INTO
    PRUNING HOOKS. NATION SHALL NOT LIFT
    UP SWORD AGAINST NATION. NEITHER
    SHALL THEY LEARN WAR ANY MORE.
    ISAIAH”

    「彼らはその剣を打ち変えて鋤(すき)となし、その槍を打ち変えて刈り込み鎌となし、国は国に向かいて剣を上げず、もはや戦いのことを学ばざるべし」
    と刻まれています。
    なんと紀元前8世紀ごろからあるわけです。人を殺す(戦争する)より、田畑を耕しましょう・・・という教えがです。

    しかし、この社会学における「人・人間」というのは「同族」にのみ適用している、とも考えられています。
    狩猟民族が農耕民族の部族を襲撃する理由はソレです。

    なお、神戸市で起きた”あの事件”にコメントされていた社会学者さんに「宮台真司(みやだいしんじ)」さんという方がいらっしゃいます。
    その当時、彼は「人を殺しちゃいけないってルールは一度も制定されていない」「あるのは、同族を殺してはいけない。同族が殺されたなら、一族を上げて報復するというルールで、それが秩序を守っていた」「現在では代行機関がその役割を担っている」という趣旨の主張をされていました。
    私の記憶が確かならば・・・
    私自身が殺人をしない理由は 目的達成の手段としてあまりにもデメリットが多いから です。
    私自身がこんなんなので、作ったゲームも、デメリットが出始める4,5人まではやるだろうと想定・・・やる前提のバランス。
    実際はテストプレーにて「黒い選択肢」のご指摘をいただき、ある方からは「オーク討伐クエストもやりたくない」と言われたほどです(オチ)
     
    #28
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  9. ハッサクリーフ

    ハッサクリーフ ユーザー

    コンセプトからすると面白いですね、序盤・中盤はゲームの世界で終盤が現実世界に近い世界とか。
    ロボットだとすると序盤・中盤では人間の体重と同格に近いけど、終盤ではまるっきり軽いプラスチックのロボットになるか
    工作機械並みの重さになるという感じですね、傷ついても修理してあげたり、錆びないようにスプレーしないと壊れてしまう
    ゲームの世界と現実近い世界のギャップの差というか感じがけっこうリアリティーを生むゲームになるんじゃないかと思います。
     
    #29
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  10. ぶー太

    ぶー太 ユーザー

    ぼくが作った敵も味方も女の子なゲームは
    野生の雑魚敵モンスターもけもの耳美少女だから
    よく考えるとえぐいことに・・・。
    でもたぶん女の子好きがプレイするのを想定してるけど・・。
     
    #30
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  11. べるなに

    べるなに ユーザー

    一番人に説明するのに向いてるのは利己的な理由だったりしますかねぇ………
    法を守るのも利己的な理由だったりすれば、倫理観とかない人でも納得しますし。
     
    #31
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  12. シトラス

    シトラス ユーザー

    「サイエンスZERO」という番組で、生物の進化についてやっていました。
    そこで、狐に対しておとなしい個体を選別していくとだんだん犬っぽくなっていくという
    実験が紹介されていました。

    この理由に対してネオテニー、すなわち子供っぽいまま進化するのが有利に
    働くのではないかという仮説が紹介されていました。
    事実人間は、大人になっても遊び好きなところがありますよね。

    上の実験では人為的な選択が働いていますが、もし原始的な人類が「万人による万人に対する闘争」を
    しているような生物だったとしても、そういう個体をパートナーにすると
    自分や子供に暴力をふるう可能性があるわけですから淘汰されてしまいます。
    現代では、そういうことをする人間は逮捕されたり白眼視されたりすることによりパートナーを得られず
    淘汰圧が働くことによって攻撃性が弱かったりコントロールできる個体が残っていくのではないでしょうか。
     
    #32
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