装備品の素材の格付け

RPGのゲームデザインに於いて、装備品の体系を何とするかは一大課題ですが
お互いにわかりやすいためによく見られるのが「素材単位でランクを分ける」。
ってなわけで、その内訳を開陳したり、他にも思うところを語っていこうではありませんか。

ウチは概ねこんな感じでした。
木・皮・骨<銅<鉄<銀<ミスリル<ダマスクス<ルリダイヤ(オリジナル)

あと、他者作品で印象深いのをいくつか。

[聖剣伝説LOM]
銅<鉄<銀<金<白金<聖鉄<合金

[クロノクロス]
骨<銅<鉄<ミスリル<デナドロ石(オリジナル)<虹色の貝殻(オリジナル)

[セラフィックブルー]
銅<鉄<銀<金<クリスタル<プラチナ<エーテル

関連:
 

マイマイン

ユーザー
僕の現在制作中のMZのRPG『セプトクルール 虹色の夜明け』では、素材の格付けはこの通りです。

【銅、革など<鉄<銀<鋼<聖木(オリジナルの特殊木材)<ミスリル<竜の鱗<ブラックメタル(オリジナル合金)<ヒヒイロカネ<オリハルコン(金属)、アダマンタイト(岩石)、アルケリス装甲(オリジナルのモンスター由来の物質)】になります。
 
GBのサガシリーズでは、
ブロンズ>シルバー>ゴールド>ミスリル
でしたね。
銅メダルの銅、銀、金とメダルの順に並べた後にミスリルを配置する、と。
そこからは、ドラゴンアーマーとか、関羽の鎧とか、オリジナルの名前になっている。

僕はいくつかゲームを作ってきましたが、それぞれ全然別の名前にしていましたね。
例:
うろこの盾>リザードの盾>サラマンダーの盾>火焔竜の盾
樫の木の杖>魔術の杖>氷結の杖>ブリザードスタッフ

あと、氷石君が考えてくれた魔法剣の名前は……
エンハンスソード>ディバインエッジ>スタースライサー>エレメンタルキーパー
てな具合になっていました。

はっきり言って、何の素材で作られているのか分からない装備がほとんどです。

一方で市販ゲームで「わざと素材を分かりづらくした」のがMOTHERシリーズのバット。
ボロのバット>ふつうのバット>いいバット>さいこうのバット
これは、「素材の名前を付けてしまうと、どうしても、その素材で攻撃しているような、
痛みとかが想像できてしまうので、そういうのを感じさせないためにわざと分かりづらくした」と
話しています。
 

ufo_1122

ユーザー
自作品では、
ブロンズ→アイアン→スチール(スティール)→ミスリル→オリハルコン
……の序列にしてますね。無難ではありますが。
また、ミスリルの派生や加工品としてルーン〇〇、アルカナ○○といった装備があったりもします。

現実には純金の鎧なんて重いし柔らかくて役に立たん……というのは、メッキや装飾に使ってるんだとして置いておいて。
銀、金については作品によって変わりますが概ね中盤あたりの装備になる事が多いです。
金は耐腐食性から毒耐性、銀は宗教的意味合いからアンデッド特効や闇耐性を付与することが多いですね。

あとは加工性や電熱の伝達しやすい特性からの連想で魔法関連のステータス効果があったりもします。
RPGではないですが、マインクラフトでも金装備は性能が低い代わりにエンチャント(特殊効果付与)がしやすいという特性を与えられてたりしますし
 
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