銃は剣より強し、じゃない?

銃。
現実には剣よりも弓矢よりも絶対的に強く、映画等でもそのように扱われ、戦争では専らこればかりが使われ、それ故に剣や拳による決闘に持ち込めば卑怯とされる、そんな絶対的な武器。

…が。
RPGでは剣などと対等だったり、ともすれば負けていたりします。FF7や8、アンリミテッド:サガ等。
格ゲーのブシドーブレードでは優位ですが、それでも剣が勝つ余地が用意されています。

そんな銃を、お宅ではどう扱っておいでですか?

拙作では、通常攻撃(STR参照、たたかうコマンド等)でありながら魔法の特性をもっています(MP消費、霊体に効く等)。
また、使うキャラ―主にメカ系―はレベルでは攻撃力が上がらず装備が全てです。これはサガフロ1のメカキャラや、ACTですががんばれゴエモンのサスケ等参考。

<派生元>
 

温州みかん

ユーザー
武器と言えば銃器です。
せっかくアニメーションやアイコンが用意されているので、使いたくなります。

私の過去作では、後半に登場する強力な遠距離武器として「銃」を出しました。
中世でも現代でも近未来でもなく、夢の世界にダイブする(ある意味ありふれた)世界設定です。
夢の主が「銃」に対して絶対的威力のイメージを持っていることがわかるサイドストーリーを入れたので、それなりの強武器にしました。
ほか「弓」や「銃」の優位性、差別化のため、剣や斧などの近接武器では 飛んでいる敵 を攻撃できない要素があったります。

他の作品では、一発撃ったら壊れる「消耗アイテム」として登場させています。
錬金術師がいたらスキルの「銃直し」で「壊れた銃」を再び「銃」として使用できるシステムにしていたりもします。
 
自分は制作したゲームに銃火器を装備品として登場させたものは無いのですが・・・
もし登場させるとしたら、剣や槍といった装備と同程度の強さにすると思います。
扱いとしては、弓矢と同じ遠距離系の武器でしょうか。
自分が制作するゲームの舞台がファンタジー世界というのもあるのですが、
現代世界と違って魔法が存在します。
で、その世界の住民は剣や槍でドラゴンと戦ったり、岩を剣で斬ったりするような連中なわけです。
銃で撃たれても簡単に死にません。
それどころか、銃の弾丸を平気で避けます。
ミサイル並みの破壊力のある魔法を一個人が使用します。
このため銃火器は強力な武器ではありますが、魔法という強大な力があるので、
あくまで武器の一つという立ち位置に落ち着くと思います。
距離を詰められると、剣や、なんなら拳の方が強いぐらいです。
銃火器って、人を殺すための道具ですからねぇ。モンスターに、どれほど通じるのか・・・
 
剣は近距離武器で銃系は遠距離武器として扱っています。
だって、射程概念が存在するSRPGが主体で制作いるから・・・。

それに強度が低いM16を除いても銃の銃床で殴るのは軍隊格闘技に盛り込まれています。

ただ、ゲームの様な竜や人間大の昆虫に対して、人間の力で剣や拳で勝てるとは絶対思えない。
現実でも熊に近接戦闘で立ち向かえる身体能力はそう簡単に身に付かない。

屈強なアイヌですら、トリカブトやアカエイ等の毒を塗り込んで射殺する方法がメジャーで熊の体重を利用した心臓狙いの槍での戦いは最後の手段で成功率は低い。

熊は嗅覚や聴覚も優れるけど、ツキノワグマだと走る速度は50km/hでその巨体で高速襲ってくる相手に剣で戦うとしたら、多くのSF作品で登場する高周波で振動する剣なら勝てるかもしれない。
 
最後に編集:
扱いとしては「他の武器と同様、1種類としての武器」という感じです。
威力に関しても同ランクの武器と同程度。基本的にゲームバランスの方を重視して極端な威力・効果にはしていません。

市販ゲームでも多くがその設定で、やはり現実味よりもゲーム的な要素を重視している感じがします。
…というのも剣と魔法が存在する世界で現実味を求めるのも、なかなか難しいかなと。
反対に現実味を重視しているゲームだと、一部銃撃が極端に強い作品も存在します。(格闘ゲームならガード不能とか)

自キャラでは正義の味方ポジションのプレストが銃使いですが、RPGでは蹴りと銃撃の威力が同程度となっています。
格闘ゲームでは銃撃は遠距離攻撃ができるメリットがあるので、むしろ蹴り(近距離攻撃)の方が威力が高いです。
これは「プレストの放つ銃撃は基本的にエネルギー弾で実弾ではないので、衝撃や退魔能力は強いが殺傷能力は高くない」という設定でも
あります。

〇タクティクスオウガ
威力は他の武器とそこまで大差はないのですが射程は∞。一部ステージではこれを利用してボスを狙撃して瞬殺というテクニックもありました。
ただし銃を扱うには専用のガンナーにならなければならず、銃自体が非常に貴重品なのでゲームバランスを崩す要因にはならずに済みました。

〇女神転生/ペルソナシリーズ
自分の知る限りでは、銃と剣の攻撃方法選択を最初に取り入れたRPGシリーズ。威力のガン、有効相手の多い剣と住み分けがされていました。
ペルソナシリーズでは両者の威力はほぼ均等化され、銃撃=貫通属性、剣撃=斬撃属性、と属性分けがされるようになりました。

〇ライブ・ア・ライブ
「ゲーム的な強さ」と「世界観的な強さ」の両方が存在し、明確に分けられていたことで印象深い作品。
ゲーム的な強さとしては他の刃や拳、鈍器とそこまで大差はない印象でした。火力は高い方ですがこれは銃の威力というよりは
使用キャラであるサンダウン・キッドの使用技によるところが大きいかなと考えます。
でもそれはあくまで「ゲーム的な強さ」の話。最終編では各編の主人公を仲間にしていく中で、格闘家である高原を仲間にする条件が
「戦って勝つ」なのですが、ガンマンであるサンダウンが話しかけると「さすがのオレでも銃にはかなわない」とあっさり降参して
無条件で仲間になる、という描写があります。(実際ゲーム上のバトルで戦ったら高原が勝ちそうなのにも関わらず、です)

「銃は他の武器と比べて別格に恐ろしいもの、という世界観的な強さ」を認識している現代日本人の高原だから起きたことかもしれません。
※余談ですが原始編主人公のポゴ、幕末主人公のおぼろ丸は相手が銃だろうが構わず襲ってきます。銃が恐ろしいという認識が薄いのかも。
 
おおそうだ、銃の優位性がきっちりゲームデザインに組み込まれている例を思い出しました。
さる方の Dante98-2作品「バウンティ・コロシアム」。
この世界では銃を持てるのは警察だけと決まっており、自キャラは使えません。
で、故あって一時警察相手に戦う場面があるのですが、その時敵キャラの「ポリス」が使ってくるただ銃で撃つだけが、剣や拳の必殺技と同格かそれ以上の技扱いでした。
 
銃の優位性に付いて。

今現在、メタルマックス2リローデッドをプレイしています。
戦車に乗って戦うことが多いゲームですが、白兵戦もあります。
この白兵戦で使える武器が一部を除いて皆、銃器です。
やはり通常の武器と異なり、弓と同様、遠距離攻撃が可能なのが特徴でしょう。

近未来が舞台のゲームでは、そんな感じでしょうが、
いざファンタジーで出すとなると、剣や槍が届かない範囲に攻撃できるうえ、
弓よりも致命的なダメージを与えそうで、リアルで考えると、
銃を出すと一気にバランスが崩壊しますね。
(遠距離魔法で調整、も
ありでしょうが、他の武器の存在感がなくなってしまいます)
よって、「銃器も出したいけれど、バランスを崩壊させたくない」という考えから、
銃の威力が下がっているんでしょうね。

世界樹の迷宮は4とXをプレイしましたが、4のスナイパーは、
銃ではなく、弓が主力武器です。
やはり「銃出したらバランスブレイカー」という
考えのもとに……でしょうね。

現実の世界では、銃が圧倒的な力を持つため、アメリカのように
「自分で自分を守るための武器をもつ権利」が叫ばれる国では、殆どが銃ですよね。
散弾銃など、的に当てるのが苦手な人でも使える銃もあります。
棍棒などの武器での自衛は、まれですね。

なにしろ現実の銃は、一発食らっただけで当たり所が悪いと即死、
そうでなくても相当なダメージと苦痛を受けます。
西部劇なんかで、脚を銃で撃たれた男が、痛みを紛らわすためにテキーラを一気飲み、
といったシーンがよく出てきますよね。

(夢幻台さんが書かれていたLIVE A LIVEの西部編でも、HP回復にお酒
(確かテキーラかバーボン)が出てくるのは、このあたりを意識していると思われます。

要するに、現実世界では、銃器の登場が、白兵戦を大きく変えてしまったわけです。
ファンタジー世界に銃を持ち込む作品は多いですが、繰り返しになりますが、
これじゃゲームとして成り立たないので、仕方なくバランス調整している、
銃以外の武器が戦闘で役立つようにしているわけですね。

……まあ、こういうことを言い出したら、「なんであんな大きなダメージ受けて、
食べ物(HP回復効果)食べただけで、回復するんだよ?」の世界になりますからね。
 

氷艶瑞葉

ユーザー
銃の扱いについて
やはり銃は1種類の武器として使ってますね。
過去のデータから引っ張って使ってたけど、それでもバランスが難しいところです・・・。
 

aibou

ユーザー
そもそも「銃は他の武器より圧倒的に強く絶対的に優位」という説はどこから来ているんでしょう。

例えば、「手作りの弓で訓練した現代の軍隊」と、「初めてアサルトライフルを持った平凡な中年の主婦の集団」が山で戦ったとして、軍隊が生き残る可能性の方が圧倒的に高いですよね。

逆に、「専門の訓練を受けてスナイパーライフルのみ持った10人の兵士」と、「ナイフとナイトビジョン(暗視装置)のみ持った特殊部隊の1人」が真っ暗闇のジャングルで戦ったとしたら、普通の兵士が不利だと思います。


要はどの武器が「強い」のかは状況によって変わるので、単純に銃が一番優れているということは無いと思うんです。

むしろ銃弾1発の威力は「剣」より弱いものも普通にありますしね。
そのためダメージ上のバランスは設定次第で自然な調整ができると思います。

強いて言えば、銃は現代社会=リアルな現実世界や戦争・犯罪のイメージが強いため、ファンタジーの雰囲気と合わせづらいという意味でバランスブレイカーという気はします。


「銃が強いから」意外に銃を使わない理由として、
  • 銃の技術はあるが火薬の材料がない(産出量が少ない、ドワーフのような種族が独占している等)
  • 部品や弾薬の製造を他種族が担っているため入手しづらい(上記同様)
  • 銃や爆弾を使った戦争で過去に文明が滅びたので、タブーとなっている(部品や設計図なども破棄された)
  • ライフリングが発明されていないので銃弾が安定して命中しない(遠距離と接近戦両方に弱い)
  • 薬莢が紙製のため環境変化に弱く、旅や冒険に適さない
  • 弾薬やメンテナンス用品の値段が高く旅先のお店で補充しづらい
  • 発射音でモンスターが集まってくるので使いたくない(ゾンビもので多い状況)
  • 寒冷地または灼熱の地域のため、金属部品の多い道具は使いにくい
  • 魔法が普及しているので銃が不要(剣の方がシンプルで使いやすい)
  • 銃弾を防ぐ専用の技術・魔法が存在している
  • 銃で倒す相手が存在しない(人間同士は争わず、モンスターには効きにくい等)
  • まだ世界全体に普及していない
  • 単純に銃系の武器が発明されておらずその概念もない世界
などなど、強い・弱い意外の設定も考えられると思います。

これらを組み合わせれば「十分な威力と精度を持った銃は存在しているが、主人公たちのメイン武器としては使われていない」という設定でも具体的に理由を説明できると思います。
 

ヨルシ

ユーザー
私も色々、語ります。
銃無双ってのは、表現の仕方でしょうね…。
弾切れになったらアウトです。

FF7の剣使うソルジャー好きですが、銃ばっかりの世界で違和感ありました。真のソルジャーのザックスは死に、偽のソルジャーのクラウドは軽傷で違和感あるんです。戦いのプロだから急所を避けれるでしょうけど…。
FF8なら、ガーデンのモブ剣士に惚れました。
対モンスターなら、弾切れや武器の強度や攻撃範囲から、近接武器の方が効率良いんでしょうね…。

メガテンの模倣したいけど、バランスは難しいですね。対人に銃、対魔に剣。
状態異常の弾薬が銃耐性無視で無双が賛否ですね…。

携帯しやすい近接武器が強い(効率良い?)からこそ、剣一強なんですね…。

ツクールMの銃なら、サイドビューに縛られます。マスケット、スナイパーライフル、ショットガン。ショットガンなら散弾はグロいです…。ポンプアクションだから単なるポンプアクションのライフル(単発式)なんだ!

使うキャラクターも悩みます。カウボーイ風なのか、反動に耐えれる女性なのか、工作出来る存在なのか…。主人公なら、バックアップしてくれる人がいてとか…。

銃と剣を両立するくらいなら、説得力のある設定が大事ですね。
 
穿った話ですが「銃は他の武器・魔法より強い」というのは
「劣ったファンタジー文明なんて、現代文明の力で楽勝だろwww」みたいな
驕りがあったりしませんかね?

実際「屈強なドラゴンとか言うけど、ナパーム弾を100発喰らわせれば死ぬwww」とかTwitterでよく見ますし。

武器屋で銃が売られているのはシステム的に仕方ないですが、何とか理屈をつけるなら
「古代遺跡から見つけた骨董品扱いで売られていて、パーティ内の機工士であれば
買った後に適切な扱いやメンテナンスを行なうから武器として使える」というのを考えました。
 
ファンタジーな世界だと中世的な頃の文化や文明で、物の量産体制が整っていなかったり、剣一本作るのでさえ材料に苦労したりと「物を作る」ということ自体が現代に比べて大きく劣っているため、仮に銃を何丁か用意して戦ったところで、それを定期的に使い続けるための労力やコストが、銃を使って得る分に見合わないと思います。

確かに銃が強力だったとしても、開発に至ったりしないのは「そんなことをしなくてもコレがある、そもそも銃では攻撃以外に使えない」という風に必要性が得られなかったり、ファンタジーな世界ならではの強みなどがある故に、現実世界の銃で無双する、ということは出来ないと思います。

結論付けると、強いが高価でメンテナンスが大変で使いどころが限られる、弓や魔法の欠点を埋めることは出来ても上位互換には至らない、と思われます。

システム的に考えるなら、銃では属性攻撃が出来ない、しかし威力が高く装備していると素早さがあがる、等差別化要素があると良いと思われます。
 

コモりんた

ユーザー
銃。
現実には剣よりも弓矢よりも絶対的に強く、映画等でもそのように扱われ、戦争では専らこればかりが使われ、それ故に剣や拳による決闘に持ち込めば卑怯とされる、そんな絶対的な武器。

…が。
RPGでは剣などと対等だったり、ともすれば負けていたりします。FF7や8、アンリミテッド:サガ等。
格ゲーのブシドーブレードでは優位ですが、それでも剣が勝つ余地が用意されています。

そんな銃を、お宅ではどう扱っておいでですか?

拙作では、通常攻撃(STR参照、たたかうコマンド等)でありながら魔法の特性をもっています(MP消費、霊体に効く等)。
また、使うキャラ―主にメカ系―はレベルでは攻撃力が上がらず装備が全てです。これはサガフロ1のメカキャラや、ACTですががんばれゴエモンのサスケ等参考。

<派生元>
私の拙作のクソゲーRPGにも普通に銃が剣と大して変わらない武器として登場しますが、そもそも、バカゲーなので、何でもありなので、特にこれと言って設定はありませんが、
現在はストーリーはバカゲーですが、ゲーム性はまともな王道ダークファンタジーRPGを制作中ですが、この作品ではバカゲーのくせにやたらと真面目な武器や世界観の設定を自分なりに考えました。

まず、このバカゲーRPGの世界観はファンタジーと現代の文明が混ざったFF7やMOTHER2のような世界観となっているため、普通に剣も銃も魔法も存在しますが、時と場合によっては剣の方が有利だったり、銃の方が有利だったりします。

なぜなら、この世界を創造した神々が神同士の戦争に使った武器は剣や槍、弓などの原始的な武器しか存在せず、銃は人間が初めて作った武器なので、銃は生物なら誰でも使える力である技のエネルギー源となる「気」や魔法を使うための「魔力」の干渉を受けづらくて、神々が使用して、なおかつ、神々の祝福を受けた剣や槍、弓などの方が「気」や「魔力」の干渉を受けやすいため、剣や槍、弓などの方が破壊力が銃よりも圧倒的に上という設定だからです。

そして、「気」や「魔力」の干渉を受けにくい銃は破壊力では剣や槍、弓などよりも破壊力では劣りますが、遠く離れた人間や魔物を弓よりも簡単に狙撃可能な上に弓よりも連射性能も上なので、弓と比べて破壊力は落ちるものの、不意打ちのしやすさと、簡単に敵を攻撃可能なため、剣にも銃にもちゃんと長所と短所があって、冒険者たちは自分が得意な武器を選んで戦います。

修羅場を潜り抜けてきた冒険者や軍人は、あまり訓練を受けていないアサルトライフルを持った兵士の銃弾を剣だけで弾いたり、格闘家の冒険者に至っては未熟な銃使いの銃弾を「気」を集中した自分の両腕の素手で銃弾を受け止めたり、そもそも「気」を纏った身体には並の銃弾を受け付けないので、銃の射撃は剣術や格闘術よりも破壊力が低いのです。

ですが、もちろん、逆に修羅場を潜り抜けてきた強い銃使いだと、弱いリボルバー拳銃だけでドラゴンや吸血鬼を倒す剛の者も存在しており、やはり、それぞれの武器に長所と短所が存在するので、冒険者や軍人、果ては警察官も自分に合った武器を装備するのが私のRPGの世界では常識なので、警察官でも剣や槍や弓を使う者達も数多く存在します。

どうだったでしょうか?
ストーリーはバカゲーRPGですが、ゲーム性とこういう武器と世界観だけはちゃんと練りに練った設定を作ったと、ほんの少しは自負しております。
まあ、それ以外は荒唐無稽で支離滅裂で頭がおかしい、ご都合主義のバカゲーRPGですがw
 
最後に編集:
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