RPGには、ときおり弱かったり使いにくかったりして不遇だと言われ、挙句の果てには ネタキャラにされるケースもあります。 私が思うに、キャラクターが抱える弱さのパターンはこのように分けられると思います 育てると強くなる 進化前ポケモンあたりがこのポジションですが「強くなる」ということもキャラの評価に 含まれるので、あまり弱キャラ扱いはされません。 逆に、育ててもどうしょうもないキャラは弱キャラ扱いされます。 覚えるスキル、パラメータが弱い これは、キャラクターの育成自由度にもかかわってきます。 すなわち、最初は弱くても強力なスキルを後天的に覚えさせられれば 弱さを補うことができるからです。 システムとのかみ合わせが悪い 例えば、勇者に代表される「万能キャラ」はキャラの入れ替えが容易な作品であれば 不遇になりがちです。 理由は、攻撃も魔法も回復も中途半端なキャラを入れるくらいなら、スペシャリストを 集めたほうが全体的な戦力が上昇するケースが多いからです。 いわゆる「勇者キャラ」が輝くとするならば魔法重視の編成で行きたいが、全員魔法キャラでは 耐久力に不安がある、すなわち「タフな魔法使い」として運用するのがベターでしょうか。 弱いことがコンセプト 実は、DQ3の遊び人は本来こういうキャラで、堀井雄二は「LV20になると賢者になれる」は やりたくなかったそうです。 また「異世界から転移してきた現代人」が普通に戦えるとおかしいのであえてパラメータを 弱くしているケースもこれに当たるでしょう。 なろう界隈では、まずは神様からチート能力をもらうことから始めるみたいですが。 そして「戦闘はからっきしだがワープなど、移動時に便利なスキルなどを持っている」というのは それが強さだといわれるケースがあり「強さ」の定義にもかかわってきます。 ここでは、キャラクターの弱さについて述べましたがスキルやアイテムなど RPGにおける「弱い要素」全般について語ってもかまいません。
こんにちは。 精神的に弱いキャラがいると、主人公など正義感溢れるキャラの魅力が増しますよね。「正義感が強い」と説明文だけあっても、実績を提示しないとプレイヤーには伝わらない。 シナリオ的にもメンタルの弱いキャラが必要な事は、たびたびあります。
最近見てるアニメですが、ペルソナ5では竜司ってキャラが「頭の弱い」キャラでしたね。 ゲームで言うとまだ序盤だろうというところですが、主人公やモルガナ(マスコット)がかなり頭良くて、 杏(紅一点)は普通の感じで、祐介は頭良いけど天然……と、全体的に賢いパーティです。 その中で、竜司は直情的でお調子者で、パーティの中じゃ頭の弱い感じです。 ただ、みんな頭良いぶん「なんとか遠回しに話を聞き出せたりしないか?」って消極的で、 主人公含めていろいろ事情があり人へ積極的に話を聞きだしたりとかそういう部分は少ないです。 そこで竜司が「おめーなんか怪しいぞ」「あいつに何してたんだ!」ってズバッと切り込んでいって 話が広がっていったりという展開がありましたね。 もしも竜司がいなかったら話が冗長になってしまうだろうし、そういう意味では頭の弱い……というか 率直に言ってこういうおバカなキャラは必要なんだろうなと思います。
強キャラに飽きたら、なんか無性に最弱キャラ使いたいときがありますね。 なんていうか、武勇関連、魔道関連、組織力に優れなくても、ひたすら罠や口八丁などの小細工で戦う漫画や小説を見ているとつい・・。 凡人が機転を活かして、強敵を倒すというシチュエーションは好きですね。
弱キャラ縛りや特殊な遊び方って、やろうと思う人が多いかどうかではなくやりたい時にやれるかどうかなんですよねー。 ネトゲなんかでやる人が少ないだろうと考えて弱い遊び方や無駄なネタ要素を次々と排除していった結果 レベル上げ以外の遊びが無くなってしまい遊びで消費されていたアイテムが消費されなくなった末に ゲーム全体のドロップ率がガタ落ちしたケースがありました。 性能自体は弱いけど特殊能力がある(例:敵のステータスや弱点が判る)ってキャラを作れば 裏方キャラだけで肉弾戦をやるようなマニアックな遊びができると考える事ができますね。 俺はネトゲでよく「鈍器を使ってぶん殴る魔法使い」を遊んでいました、魔法戦士や赤魔道士って弱くてもロマンがある気がします。
今作っているゲームの主人公がストーリー上、非戦闘員的立場で弱いです。 というか、今のアバタ―の女の子です。 戦えない主人公って、RPG的にどうだろうか……と悩みつつ、結局もう一人の主人公が戦闘要員だからいいかと、まとまりました。 ちなみに、一応パーティには入っているので、特技などで活躍できるキャラにしようかと思っています。 あとは、育てればある程度強くなる要素も加える予定です。
シトラスさんの「弱さ」のパターンに数字を付けて、自作品と絡めて書かせていただければと思います。 1.育てると強くなる 2.覚えるスキル、パラメーターが弱い 3.システムとの噛み合わせが悪い 4.弱いことがコンセプト 1について、今でこそ「レベル上げが面倒」とまで言われることも増えましたが、RPGの楽しさの一つとして 「キャラクターが成長する」は重要な要素であると思っています。そういう意味では「最初は弱いけど育てると強い」は RPGの原点であり「弱かったからこその今の強さ」を体現するキャラはいてほしいなと思っています。 2・3は「作者として意図せず弱くなってしまった」時に多いケースで、この2つは結構批判も多いです。 本当はストーリー上でも強いつもりで作ったのにゲーム的な要素で弱くなってしまった…だとプレイヤーも何だよ~と 思ってしまうようです。4の場合もそれが起きることはありますが割とそういうキャラだと割り切ってもらえるような気がします。 4は自分の中でも、昔と今で考え方が少し変わったタイプです。昔は「仲間になるからには何が何でも使ってほしい。だから 必ずどこかに強みがある部分も持たせる」派でしたが、今は堀井雄二さんのお考えも少し分かる気がします。 「弱い」ことがコンセプトのキャラに「強み」なんか持たせないでほしい、でも「使えないキャラにも何か強みを持たせたい」 という考えの方がいるのも分かって、恐らくその落としどころが「無条件で賢者になれるけど、なりたくなければならなくていい」 というところに落ち着いた…のかもしれません。 自作品「干支ランジェパーティー」シリーズでも、仲間になるキャラが多くて、中にはプレイ効率を考えればまず使わない、 というキャラが出ていると思います。でもこちらとしてはどのキャラがそうなっているかで対応も変わってきます。 2・3が原因で「本来強いはずのキャラが弱くなってしまった」であれば上方修正を入れますが、4の理由であれば 「このキャラはそういうキャラです」ということで無修正にしています。ストーリーに関しても、キャラの弱さ(濃さ?)に 関しても同様で「敢えて印象の弱い(残らない)キャラ」というのもいます。ちょっとかわいそうな感じもしますが、実は こういった地味キャラが好きなんです、という方もきっといると思っています。
これは「キャラクターが成長する」の弱さの話になりますが 弱いからこそ強い、強いからこそ弱い できるからこそできない、できないからこそできる 判るからこそ判らない、判らないからこそ判る 真の強さはこのような世界を禅問答のようにぐるぐると回った先にあるので 弱いキャラを作りたければ強さを与えて、強いキャラを作りたければ弱さを与えるといいと思います。 強さと弱さの見方を変えて自分の弱さを認めていけば、それが強さに繫がって立場が逆転していくので どういう風に逆転させるかがクリエイターの腕の見せ所かもしれません。 たとえば力の強い種族は自慢の力で弓を使いますが 弱肉強食の世界で強いという自負があったら力を生かした工夫だけしかできません。 しかし力の無い人や何かができない人たちが集まると 量産化できる扱いやすい飛び道具を発明して数で圧倒する事ができます。 覚える事ができる人は覚えられない事を理解できず、覚えられない人が覚えやすい世界を作れるように 手足が不自由だからこそバリアフリーについて的確になるのも強さですね。 まぁ、便利になって強い人が退化するって逆転もあるのですが…… マンガや小説と違ってRPGとして表現できるかどうかが問題ですが、参考になれば幸いです。
どうも、シトラスさん、こん**は。 弱いキャラについては、バランス調整の失敗で、弱くなっているキャラは結構いますが、 これは、あまりにも該当キャラが多く、かつ面白い話題が見当たらないので省略します。 ここまで上がってなかったキャラのうち、特に製作者の意図的に見ても面白いキャラを いくつか挙げます。古いゲームばかりですが、古いゲームなら任せてください(苦笑) ◆弱いことがコンセプト 「シャイニングフォース」というSRPGには「ヨーグルト」という隠しキャラクターがいました。 マスコット的な動物キャラなのですが、パラメータがすべて1であるうえ、 全く成長しないという、全く使えないキャラクターです。 しかも、顔グラの背景に「イカス」と書かれており、発売当時「ヨーグルトの弱さは 本当にイカス」と言われておりました。 可愛いんで、気になる人は画像検索してみてください。 ◆シナリオ上の理由 もう一つ特筆すべき「弱さ」を持ったキャラでは、 天外魔境2のヒロイン、絹がいます。 彼女はシナリオの途中まで、極度に人を傷つけることを恐れ、 両手に鎖をしており、「攻撃」コマンドが選択できません。 「攻撃」が選べないというのは、かなりのストレスがかかることだとは、 容易に想像がつくでしょう。そこまでして、彼女のキャラを出しているのです。 ◆Wizardryにおける「意図的に強くしないキャラ」 端的に言えば盗賊にのことなんですけれど、 武器も防具もあまり強いのが装備できず、宝箱の罠外し以外役に立たない、と。 今では吟遊詩人(楽器や魔法使い魔法も使える)など、 罠外しが出来る職業が増えていて、 勿論盗賊の成功率には及びませんが、そういう使えるキャラでも罠外しが出来るのに 盗賊だけは頑なに強くしようとしないのは、製作者の何かの意図なんでしょうか。 ◆余談 他にも、桃太郎伝説シリーには「弱いことがコンセプト」のキャラが山のように出てきますが、 既に語りつくされた気がするので、考察する気もおきないので、誰か暇な人考察してください (投げやりで失礼)。
elonaいうと観光客ですかね ところでRPGの弱キャラと言うと、ドラクエ6のテリーが真っ先に槍玉に挙げられますね スレ主さんのパターンに当てはめると 1、育てると強くなる 育ててもステータスが低い 2、覚えるスキル、パラメータが弱い 専用スキルなし、パラメーターも低め 3、システムとのかみ合わせが悪い 早めに転職した方が強いのに加入が遅い 4、弱いことがコンセプト ストーリー内の描写では強そうなのに仲間にすると微妙